スーテッド(24%)

  

・定義と確率
 スーテッドとはプリフロップの2枚のカードが両方とも同じスーツの場合を指します。確率的には約24%であり、ざっと4回に一回ぐらい出る確率になります。
 その中でスーテッドコネクターになる確率は約4%です。
 また、A持ちのスーテッドになる確率は3.6%です。
・特徴
 スーテッドのアドバンテージはフラッシュになりやすいところですが、だからといって簡単に参加してはいけません。例えば、28sで参加したとして、フロップの段階でそのスーツが三枚出る確率は0.84%です。2枚出る確率は約11%ですが、そこからターン、リバーで一枚のスーツが出る確率は約35%です。また、フロップで一枚出る確率が約42%ありますが、ここからフラッシュは約4%で、狙う確率としては低いです。合わせてスーテッドの状態でリバーまでにフラッシュができる確率は約6パーセントです。
 そのため単にスーテッドなら何でも参加するのは、はっきりいって損です。では、どんなスーテッドなら大丈夫かを考えます。
 A持ちのスーテッドならば、Aハイのアドバンテージもありますし、フラッシュになった時に必ずナッツフラッシュとなり有利です。
 またコネクタースーテッドなら、コネクターのアドバンテージもあるので参加してもいいです。
・注意点
 フラッシュの注意点は自分のフルハウスとハイカードです。
 フルハウスはコミュニティカードに少なくともワンペアがあれば作る事ができます。フラッシュができレイズしたのに相手はフルハウスだったという事はある程度プレイしていれば経験があると思います。
 もうひとつ、自分が何ハイフラッシュで自分より上のスーツが何枚あるかです。ホールカード2s 9sでコミュニティカードKs 7s 6d Tc 5sの時、As Qs Js Tsの4枚があります。これによって他のプレイヤーにフラッシュを作られると負けます。
 ただコミュニティカード内のスーツが3枚の時は、フラッシュが競合する確率は3%を切りそれほど確率は高くありませんが、4枚の時は非常に重要な要素になります。


 

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