スモールペア(22〜66)

  

・定義と確率
 ここではスモールペアを22〜66までと定義します。スモールペアがくる確率は2.3%です。
・特徴
 スモールペアはペアなっていても、必ずしも有利とはいえません。
 22が強いハンドかというと、そうではありません。22は弱くないだけで、強くなれないハンドです。
 例えば、22のペアを持って5人テーブルでプレイするとします。この時、自分以外に4人にカードが配られており、この中にペアがいる確率は約4回に1回です。そして状況にもよりますが、ペアならおそらくはフロップは見るでしょうから、ペア同士の潰し合いになりプリフロップの段階で八割方高い方が勝ちます。
 次に四分の三の確率でペアなしを相手にするとします。この時セットでなければ、勝率はどうやっても平均以上にはなりません。そのため、フロップでセットにならず、ベットがあった場合は退いた方が妥当です。
・注意点
 スモールペアは基本的に人数が少ない方が有利です。ヘッズアップでは互角でも人が多い時はあまり意味がありません。もちろん33、44と上がっていくに連れて、勝率は上がっていきますが、総じてスモールペアは弱くないだけで強くないのです。


 

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